シリンジ法のメリット・デメリット|実際に使って感じたこと【体験談】
「シリンジ法って便利そうだけど、デメリットはないの?」
「実際に使った人はどう感じた?」
「自分たち夫婦に合っている方法なのかな?」
そんな方に向けて、私が実際にシリンジ法を使って感じたメリット・デメリットをまとめます。
私は2人目の妊活でシリンジ法だけを使用し、妊活を始めて2周期目で妊娠しました。
実際に使ってみると、私たち夫婦にとっては妊活の負担を減らしやすい方法でした。
一方で、費用や採精・注入の手間、夫婦での考え方など、始める前に知っておいた方がいいこともあります。
この記事では、実際に使った経験をもとに、シリンジ法のメリット・デメリットを紹介します。
※この記事は私個人の体験談です。シリンジ法を使用すれば妊娠できることを保証するものではありません。妊娠しにくさの原因や体の状態によっては医療機関での検査・治療が必要になる場合があります。
Contents
シリンジ法のメリット・デメリット

私が実際に使って感じたメリット・デメリットは、次のようなものでした。
メリット
- 性行為をしなくても妊活のタイミングを取れる
- 妊活による精神的・身体的な負担を減らしやすい
- 共働きや子育て中でもタイミングを合わせやすい
- 自宅で取り組める
- 医療機関での人工授精より費用を抑えられる場合がある
デメリット
- シリンジキットの費用がかかる
- 採精や注入の手間がある
- 排卵のタイミングを考える必要がある
- 妊娠しにくい原因によってはシリンジ法だけでは難しいことがある
- 夫婦でシリンジ法に対する考え方が違う場合がある
シリンジ法そのものについて詳しく知りたい方はこちらの記事にまとめています。
シリンジ法を使って感じたメリット
性行為をしなくても妊活のタイミングを取れる
シリンジ法の大きなメリットのひとつは、性行為をしなくても妊活のタイミングを取れることです。
子どもは欲しいけれど、
- 性行為が苦手
- 妊活のためにタイミングを取ることがプレッシャー
- 疲れていて何度もタイミングを取るのが大変
という方もいると思います。
シリンジ法では、男性に精液を採取してもらい、それを専用のシリンジを使って膣内に注入します。
もちろん採精は必要ですが、性行為そのものをしなくてもタイミングを取れるため、私たち夫婦にとっては妊活の負担を減らしやすい方法でした。
妊活による精神的・身体的な負担を減らしやすい
妊活中は、
「今日タイミングを取らないと」
「排卵日だから頑張らないと」
とプレッシャーを感じることがあります。
毎月何度もタイミングを取るとなると、仕事で疲れている日でも時間を作らなければならず、それ自体がストレスになることもあります。
私たちの場合は、シリンジ法を使うことで性行為にかかる時間を短縮でき、妊活への精神的・身体的な負担を減らすことができました。
「負担がまったくない」というわけではありませんが、私たちには合っていました。
自宅で取り組める
シリンジ法そのものを行うために、毎回通院する必要がない点もメリットだと感じました。
私たちの場合は、自宅で自分たちのタイミングに合わせて取り組めることが使いやすかったです。
ただし、妊娠しにくさの原因を調べたり、不安な症状があったりする場合は、医療機関への相談が必要です。
私の場合は人工授精より費用を抑えられた
私が通院していた医療機関では、当時、人工授精に1回約2万円ほどかかる案内でした。
一方、私が使用していたシリンジ法キットは、当時1回あたり数百円程度でした。
そのため、私の場合は人工授精を受けるより、自宅でシリンジ法を使う方が費用を抑えられました。
なお、現在は人工授精を含む一般不妊治療が保険適用の対象になっています。実際の自己負担額は、医療機関や診療内容などによって異なります。
シリンジ法のデメリット
シリンジキットの費用がかかる
シリンジ法は専用キットを購入するため、その分の費用がかかります。
タイミング法のように道具を使わない方法と比べると、毎周期ある程度の出費になります。
何回使用するかによっても費用は変わるので、購入前に1回あたりの金額を確認しておくといいと思います。
採精や注入の手間がある
シリンジ法は、購入すれば何もしなくていいわけではありません。
男性側は精液を採取する必要があり、女性側はシリンジに取って注入する必要があります。
私の場合は慣れるとそれほど大変ではありませんでしたが、最初は
「ちゃんとできているかな?」
と不安になることもありました。
商品の使い方は必ず付属の説明書・注意事項に従ってください
排卵のタイミングを考える必要がある
シリンジ法でも、妊娠しやすい時期を意識する必要があります。
一般に妊娠しやすい期間(fertile window)は、排卵日を含む、その前5日間との計6日間とされています。特に排卵の1〜2日前は妊娠につながりやすい時期とされています。
私も排卵予定日や排卵検査薬などを参考にしながらタイミングを取っていました。
ただし、排卵日は毎周期必ず同じになるわけではありません。
タイミングに不安がある場合は、婦人科で相談する方法もあります
妊娠しにくい原因によってはシリンジ法だけでは難しいことがある
以前の記事では、
「男性側・女性側に不妊原因があるとシリンジ法は使えない」
と書いていました。
ただ、これは言い切りすぎでした。
正確には、排卵障害、卵管の問題、精子の状態など、妊娠しにくい原因によってはシリンジ法だけでは妊娠につながりにくく、医療機関での検査や治療が必要になる場合があります。
日本産科婦人科学会では、不妊症の目安を「1年間妊娠しない場合」としていますが、年齢や月経の状態などによっては、1年を待たずに相談した方がよい場合もあります。
シリンジ法を続けても妊娠しない場合や、不安な症状がある場合は、自己判断だけで続けず医療機関へ相談してください。
夫婦でシリンジ法に対する考え方が違うこともある
シリンジ法は、夫婦によって受け止め方が違うと思います。
「便利そうだから使ってみたい」
と思う人もいれば、
「自然な方法で妊活したい」
「シリンジを使うことに抵抗がある」
と感じる人もいるかもしれません。
私はシリンジ法を使いたいと思ったとき、
「こういう方法もあるみたいだよ。毎回じゃなくて、ときどき使ってみるのはどう?」
と夫に商品ページなどを見せながら相談しました。
夫は特に抵抗がなかったため、すぐに使うことができました。
ただ、いきなり購入して相手に渡すのではなく、始める前に夫婦で話し合っておくことは大切だと思います。
実際に使って感じた一番のメリット
私がシリンジ法を使って一番良かったと感じたのは、
「妊活のためにタイミングを取らなきゃ」というプレッシャーが減ったこと
です。
妊活は一度で終わるとは限りません。
毎周期、排卵日を意識して何度もタイミングを取ることが負担になることもあります。
私たちの場合は、
性行為でタイミングを取る以外にも選択肢がある
と思えたことで、気持ちがかなり楽になりました。
2人目の妊活ではシリンジ法だけを使用し、妊活開始から2周期目で妊娠しました。
そのときのタイミングや実際に行った流れはこちらの記事に詳しくまとめています。
シリンジ法が向いていそうな人
私の経験から考えると、シリンジ法は、
- 妊活のための性行為が負担になっている
- 夫婦の生活時間が合いにくい
- 共働きで疲れている
- 2人目妊活で子どもがいて時間を取りにくい
- 性行為が苦手
- 自宅でできる方法を試したい
という方には、一つの選択肢になりやすいと思います。
一方で、妊娠しにくい原因がある場合にはシリンジ法だけで解決できるとは限りません。
「自分たちの場合はどうなんだろう?」
と不安がある場合は、婦人科や不妊治療を扱う医療機関へ相談してください。
私が実際に使用したシリンジ法キット
私が2人目の妊活で実際に使っていたのはこちらのシリンジ法キットです。

※私はこの商品を使用しましたが、使用する際は必ず商品の説明書・注意事項に従ってください。
この商品を使ったときの具体的な流れや実物写真については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
→ 【体験談】シリンジ法で2人目を授かった|妊活2周期目で妊娠した流れ
まとめ|メリット・デメリットを知って夫婦で選ぼう
私が実際にシリンジ法を使って感じたメリットは、
- 性行為をしなくてもタイミングを取れる
- 妊活の負担を減らしやすい
- 共働きや子育て中でも使いやすい
- 自宅で取り組める
- 費用を抑えやすい場合がある
ことでした。
一方で、
- キット代がかかる
- 採精・注入の手間がある
- 排卵時期を考える必要がある
- 妊娠しにくい原因によっては医療機関での検査・治療が必要
- 夫婦で考え方が違うことがある
といった点もあります。
私たち夫婦にはシリンジ法が合っていましたが、どの方法が合うかは夫婦それぞれです。
メリットだけを見るのではなく、デメリットも知ったうえで、夫婦で相談して選ぶのがいいと思います。

